- 「赤ちゃんの背中スイッチっていったい何なの!?」
- 「さっきまで抱っこで寝てたのに置くと起きるのなんで!?」
- 「背中スイッチを入れない方法、誰かおしえて!」
「やっと寝てくれた!」と思ってそっと布団におろした瞬間、背中にスイッチが入ったようにギャンギャン泣き出す…。
寝かしつけに毎晩1時間以上抱っこし続け、腕は痛いし睡眠不足でフラフラ。 「このままじゃ私が倒れてしまう」そんな限界を感じていませんか?
何度トライしても失敗し、睡眠不足で判断力も低下。 「赤ちゃんに優しくできない自分」に罪悪感を感じたり、 パートナーに八つ当たりしてしまったり…。
でも安心してください。
実は、背中スイッチがオンになったときの対処法があるんです!(科学的根拠あり)
ただし、赤ちゃんの月齢や個人差によって、効果を感じづらいケースもあります。
時間が必要なことは気長に待つことも大事ですが、今すぐ試せることはすぐチャレンジしてみてくださいね。
明日の朝、「ぐっすり眠れた!」と笑顔で目覚めるために、本文を最後までチェックしてください!
背中スイッチとは?
- 赤ちゃんを置くと起きるという現象
- 背中スイッチは新生児期から始まる
- 背中スイッチは1歳前後までつづく
- 生後6か月頃まではとくにひどいと感じやすい
赤ちゃんを置くと起きるという現象
赤ちゃんを抱っこで寝かせたあと布団に置くと、まるでスイッチが入ったかのように泣き出してしまう現象を日本では「背中スイッチ」と呼んでいます。
背中が布団に触れた瞬間に赤ちゃんが起きるのことから、背中にスイッチがあると表現されるわけです。
でも実際は、体が抱っこしている人からはなれることによって、赤ちゃんは不安を感じて泣いてしまうのです。(最近ではお腹スイッチと呼ばれることがあります)
なので、赤ちゃんが布団に置かれて泣くのは、本能的に危険を感じるがゆえの正常反応ということなんです。

私も一人目育児では相当悩まされました!抱っこで寝かしつけ→布団に置く→泣かれる→また抱っこで寝かしつけの無限ループでした!
背中スイッチは新生児期から始まる
背中スイッチは、新生児期〜生後2か月頃にかけて始まることが多いです。
生まれて間もない赤ちゃんは、眠りが浅いのが特徴ですよ。
まだ外の世界に慣れていないので、少しの刺激にも敏感に反応して起きてしまいます。

背中スイッチは1歳前後までつづく

多くの赤ちゃんは、生後5〜6か月頃には背中スイッチが落ち着いてきます。
この頃には睡眠リズムがととのってくるので、布団に置かれることにも慣れてくるからです。
落ち着いたと思っても、環境の変化や体調によっては背中スイッチが復活することがあるので、焦らず見守ってあげましょう。
生後6か月頃まではとくにひどいと感じやすい

生後6か月頃まではとくに、ママにとって「背中スイッチがひどい」と感じやすい時期と言えます。
生後6か月未満の赤ちゃんは、睡眠リズムが安定せず抱っこでしか寝られないことが多いんです。
さらに、夜中の寝かしつけはママも1日の終わりで疲れているので、身も心も負担を感じやすいですよね。
もちろん個人差もありますが、「うちの子だけ背中スイッチが特別ひどいのでは?」と考える必要はないですよ。
- 夜中に何度も布団におろすのに失敗して寝不足になっている
- 抱っこでしか寝てくれなくて体が悲鳴をあげている
- 抱っこで過ごす時間が長くて、家事が進まない
- 「他の子は布団で寝ているのに」と比較して落ち込む
背中スイッチがオンになる主な原因
- 体感温度の変化に反応している
- 何時に寝て・何時に起きるか定まっていない
- モロー反射にビックリしている
体感温度の変化に反応している
赤ちゃんが布団に置かれた瞬間に起きてしまうのは、背中や肩が冷えてしまうことが大きな原因です。
あなたは寝ているあいだに、暑くなったり寒くなったり温度変化を感じて起きてしまったことはありませんか?
そもそも人は寝ていても温度変化を感じやすく、とくに赤ちゃんは温度変化に敏感!
抱っこされているとママの体温で守られていて安心ですが、その状態から急にひんやりした布団に置かれるとビックリしてしまうんです。

イメージとしてはこんな感じです。
背中や肩の冷えは背中スイッチの大きな原因なので、赤ちゃんの体感温度が変わらないように気を配ることが大切ですよ。
何時に寝て・何時に起きるか定まっていない
そもそも「何時に寝て・何時に起きるか」が定まっていないと、浅い眠りが多くなってしまいます。
つまり、赤ちゃんは浅い眠りが多いため、少しの刺激でも目を覚ましやすくなってしまうのです。
- 抱っこの体勢と布団に置かれた体勢のちがいによる刺激
- 抱っこの体感温度と布団の体感温度のちがいによる刺激
- ママのやわらかい感触と布団のかたい感触のちがいによる刺激
朝の光を浴びたり、日中は体を動かしたり、昼夜のメリハリをつけて生活リズムをととのえてあげましょう。
生活リズムをととのえることで、徐々に睡眠サイクルも安定しますよ。
ノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)がくり返されるもの。
| 大人 | 赤ちゃん |
|---|---|
| 睡眠サイクル:約90分周期でくり返される | 睡眠サイクル:約40〜50分周期でくり返される |
| レム睡眠が睡眠全体の20% | レム睡眠が睡眠全体の50% |
モロー反射にビックリしている
生後4〜5か月頃までの赤ちゃんには、モロー反射という原始反射が残っています。
外部からの刺激を、赤ちゃんの脳は「危険」と感じ取ります。
- 大きな音
- 光の変化
- 抱っこの姿勢の変化
「危険」と感じ取った結果モロー反射が起こり、そのモロー反射に対してビックリして目が覚めてしまうという流れです。

モロー反射は正常反応ですが、赤ちゃんがビックリして目を覚ます主な原因でもあります。おくるみなどを使って(下記参照)モロー反射による反応を軽くしてあげましょう。
今すぐできる背中スイッチ対処法【科学的根拠あり】
背中スイッチがオン!になってしまったら、下記の順番で対処しましょう。
- Step 1おくるみで包む(寝返り前の赤ちゃん限定)
赤ちゃんの上半身をおくるみでくるみましょう。
なければバスタオルでもOK!
足が自由に動かせるようにしておきましょう。(自由に動ける範囲であれば、フワッと包んで大丈夫です) - Step 2抱っこしたまま一定のペースで5分ほど歩く
歩き回るときは足元照明などの薄暗いあかりで。
階段や段差があるところはあぶないので避けてくださいね。 - Step 3寝ついても、5〜8分待つ
抱っこで歩いて赤ちゃんが寝ついても、抱っこしたまま座って5〜8分待ちます。
- Step 4布団に置く
ママの体から離れた瞬間に起きやすいので、できればくっついたまま置いてそっと離れます。

理化学研究所(理研)の研究チームによって、ママが泣いている赤ちゃんを抱っこして5分間歩くと赤ちゃんが泣き止むことがわかりました。
抱っこ歩きを5分間行うと、全員が泣きやみ、45.5%が寝てしまいました
さらに、同研究チームは、抱っこで眠った赤ちゃんをおろすとき、眠りはじめから5〜8分待ってから布団におろすと起きにくくなることを科学的に証明しています。
赤ちゃんが泣いているときには、抱っこしてできるだけ一定のペースで5分間歩き、その後赤ちゃんが寝ついてもそのままベッドに置くのではなく、抱っこしたまま座って5~8分程度待ってからベッドに置くと、赤ちゃんが起きずにさらに深く眠れる可能性が高いことが分かりました。
上記の今すぐできる背中スイッチ対処法は、理研の研究結果に、効果的だった私の体験談を組み合わせたものです。
背中スイッチがオンになってしまったら、ぜひ試してみてくださいね。
そして次の章では、そもそも背中スイッチをオンにしないための具体的な対策をご紹介します。
背中スイッチをオンにしない対策
- 抱っこで完全に寝かしつけない
- 寝かしつけの段階からおくるみを使う
- 赤ちゃんの眠気のサインをつかむ
- 布団を人肌程度にあたためておく
- 赤ちゃんの体勢をよこ向きにしてみる
抱っこで完全に寝かしつけない
少し眠りが浅い段階で布団に置くと、背中スイッチが入りにくくなります。
逆に、抱っこで完全に寝かしつけてしまうと、布団に置かれたときの変化に気づきやすい傾向があります。
抱っこじゃないと寝つけない赤ちゃんは、ウトウトし始めたころに布団に降ろすのが正解です。
もし抱っこで寝てしまったときは、上記の対処法のとおり眠ったあと5〜8分ほど待ってから布団に置きましょう。
寝かしつけの段階からおくるみを使う
赤ちゃんを布団におろすときではなく、寝かしつける前からおくるみやスワドルを使いましょう。
あらかじめおくるみ等で体を包んでおけば、布団に置くときの刺激を和らげられます。
置く刺激を減らせると、結果的にモロー反射による目覚めを防ぎやすくなるんです。
布団に置いてすぐおくるみで包むより、包んだ状態で寝かしつけする方が成功率は上がりますよ。

赤ちゃんの眠気のサインをつかむ
赤ちゃんの眠気のサインを知っていれば、背中スイッチがオンになりにくいタイミングもわかってきます。
赤ちゃんは眠くなってくると、眠りに入りやすくするために、手のひらやつま先が熱くなります。
体の中心温度を手足から放出しているので、手足がぽかぽかしてウトウトしてきたタイミングで布団にそっと置くと、寝つきが良くなりやすくなりますよ。
このように、手足の温度変化に注目して赤ちゃんの眠気のサインをつかむことで、無理のない寝かしつけにつなげることができます。
布団を人肌程度にあたためておく
あらかじめ布団乾燥機や湯たんぽなどで布団を温めておくと、体感温度の急変による目覚めを防げます。
抱っこされていると、赤ちゃんはママの体温を全身で感じていますよね。
あったかくて安心の温度から急に体感温度のちがう布団に体が触れると、びっくりして当然です。
赤ちゃんの体感温度をなるべく変えないことが、背中スイッチを防ぐポイントですよ。

赤ちゃんに電気毛布をつかうのは危険なのでやめましょう!
赤ちゃんの体勢をよこ向きにしてみる
仰向けより横向きに置くと、抱っこ中の体勢に近いので赤ちゃんはベッドに置かれたことに気づきにくいようです。
赤ちゃんは、背中がアルファベットのCのように丸くなっていると安心します(Cカーブ)。
赤ちゃんがママのお腹にいたころは、Cカーブになっていますからね。
くるくる巻いたバスタオルを背中に当ててあげると、横向きCカーブの体勢を保ちやすいですよ。


ただし、SIDSのリスクを上げないように、赤ちゃんが寝返りをうてるようになったらバスタオルの使用はやめましょう。
(参考記事:セルフねんねとは?デメリットは?赤ちゃんのセルフねんねはやめるべき?悪影響?を解説)
背中スイッチ対策につかえるグッズ
- 抱っこ布団
- おくるみ・スワドル
抱っこ布団
赤ちゃんを布団におろすとき、起こしてしまわないか不安になりませんか?
たしかに、抱っこで寝かしつけた時間と労力が水の泡になるのはイヤですよね!
抱っこ布団を使うと、布団ごと赤ちゃんを抱っこするので、抱っこから布団におろしても赤ちゃんの背中スイッチが入りにくいのがポイント。
有名な「トッポンチーノ®」という抱っこ布団や、「トッポンチーノ®」に似た抱っこ布団がたくさん売られていますよ。
値段の幅は広いですが、値段だけで購入を決めるのは赤ちゃんのプルプル肌が危険にさらされます。
焦らずよく考えてから購入しましょう!
- 赤ちゃんの身長
- お肌へのやさしさ
- 本体の値段
- 替えカバーの有無
| 値段 | 替えカバー有無 | サイズ(cm) | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|
| 一般的な 抱っこ布団 | 約2千円台〜 | お店による | 65×40 (70×40もあり) | デザイン豊富、中綿やメッシュタイプあり |
| トッポンチーノ® | 1万円〜 | 別売り (3千円) | 65×40 | モンテッソーリ教育推奨、オーガニック綿 |

ちなみに、抱っこ布団として使わなくなっても、クッションとして使えるよ!
おくるみ・スワドル
赤ちゃんを抱っこするだけでも重いのに、抱っこ布団はちょっと・・・と感じていませんか?
赤ちゃんは日に日に重くなりますもんね!
おくるみやスワドルなら、重さを気にせず背中スイッチ対策ができますよ。
体をおくるみやスワドルでくるんであげると、赤ちゃんはママのお腹にいるような感覚で安心して寝つきやすくなります。さらに、モロー反射を軽くする効果も期待できます。
ただし、寝返りがうてるようになったら窒息の危険があるのでおくるみ・スワドル卒業です。(参考記事:スワドルアップにデメリット!?悪影響・成長を妨げる危険性と対策は?)
モロー反射が起こりやすい赤ちゃんには、ぜひ使ってみてください!

くるむときは、赤ちゃんが足を自由に動かせる状態にしておいてね!
まとめ
背中スイッチがひどいと感じるのは、赤ちゃんが成長している証でもあります。
まずは、あなたの赤ちゃんの背中スイッチが入る原因を見つけましょう。
原因が分かれば対処しやすいですからね。
布団に置くタイミングやコツなど、今日からできる工夫からはじめましょう。
完璧である必要はありません。赤ちゃんのペースに合わせて少しずつ工夫していけば、背中スイッチ問題はきっと乗り越えられますよ◎

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