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睡眠退行をネントレで乗り切る!生後4か月頃から始まるねんねの乱れを解説

  • 「赤ちゃんの寝つきが急に悪くなったんだけどなんで??」
  • 「睡眠退行って何なの?!」
  • 「睡眠退行ってどうやって乗り越えたらいいの?」

赤ちゃんがそれまで寝ていたのに、急に夜泣きや寝ぐずりがはじまると戸惑ってしまいますよね。

「自分の育て方が悪いのかな…」と悩んでしまう方もいるかもしれません。

結論、睡眠退行は成長の一部としてよくある現象なんです。

ただ、知識がないと「なぜ?」と不安になってしまいますよね。

本記事では、そんなモヤモヤをやわらげるために、睡眠退行の原因やネントレの方法をやさしく解説します。

今日からできる工夫や、ママ自身のストレスケアもご紹介していきますよ。

ぜひ最後まで読んで、赤ちゃんとの夜に安心を取り戻してくださいね。

睡眠退行とは

育児をしていると、ある日突然「夜なかなか寝てくれない」状況に直面することがありますよね。

昨日までぐっすり寝ていたのに、なぜ急に?と不安になる方も少なくありません。

そのような現象が「睡眠退行」と呼ばれています。

赤ちゃんが成長する過程で、これまで整っていた睡眠リズムが一時的に崩れることを指す言葉です。

ただ、医学的な診断名ではなく、専門家の中でも「そんな現象は存在しない」という意見もあります。

とはいえ、実際に多くの家庭で「寝ない赤ちゃん」に悩まされているのも事実です。

たとえば、以下のような状態が見られるとき、睡眠退行の可能性があります。

  • 夜泣きが急に始まる
  • 昼寝をしなくなる
  • 以前より寝かしつけに時間がかかる
状態の変化よくある例
夜泣きが急に始まる毎晩2〜3回夜泣きで起きる
昼寝をしなくなる・昼寝時間が短くなるいつもの半分しか寝ない
以前より寝かしつけに時間がかかる30分以上泣いてからようやく寝る

睡眠退行は一時的なものですし、「成長している証」でもあります。

だからこそ、ママが「自分のせい」と責めないでほしいのです。

「睡眠退行」という言葉がそもそも不適切という意見もある

「睡眠退行」という言葉は俗語であり、医学用語ではありません。

専門家のなかには「睡眠退行」という言葉自体に疑問を持つ方もいます。

たとえば、13人もの出産経験のある助産師HISAKOさんは下記のような意見をお持ちです。

「退行」というネガティブなワードを聞くと、世のママたちは不安になってしまいますよね。

どんな赤ちゃんでも成長スピードに個人差はあれど、日々成長しているんです!「成長」を「退行」と呼ばないでほしいです!

7、8か月頃の赤ちゃんは特に、昼間に受けたたくさんの刺激について考えるようになり、恐怖や不安が出てきて感情がフル回転状態なんです。

自分のなかで処理できる情報のキャパが分からず泣きますが、時期が来たら寝れるようになるので待ってあげてください!
(要約)

たしかに、世のママの一人としては、子どもの成長においてネガティブワードは聞きたくありません!私もHISAKOさんの意見に激しく同意です!

なので、「睡眠退行」という言葉は、あくまでも「俗語」であることをお忘れなく!

睡眠退行とメンタルリープ

「睡眠退行」と検索すると「メンタルリープ」という言葉もよく見かけますよね。

「睡眠退行」は上記で述べたように、ぐっすり眠れていた赤ちゃんが突然眠れなくなる時期を指します。

「メンタルリープ」とは、赤ちゃんの脳の急成長期のことです。

少し意味合いが違いますね。

ですが、どちらも赤ちゃんの成長に必要なプロセスが関係していて、グズりの悪化や寝つきが悪くなるなどの特徴はほとんど同じです。

メンタルリープは、生後5週目頃の五感のリープから始まり、約20ヶ月頃まで合計10回起こると考えられています。五感の洗練、パターン認識、推移や出来事、関係・分類・順序・工程・原則・体系といった段階を経ることで、赤ちゃんは世界をより深く、複雑に理解していきます。この過程では、赤ちゃんが不安定になったり、睡眠が乱れたり、時に一時的な後退が見られることもあるでしょう。しかし、それらは新たな発育過程に移行していることの前兆でもあります。
引用元:日本小児科学会小児科専門医 武田賢大 先生

赤ちゃんにはこういう時期があるということを覚えておくと、グズりや夜泣きもポジティブに捉えられますね。

睡眠退行の時期と特徴

赤ちゃんの生活が落ち着いてきたと思った矢先、また寝かしつけが大変になって困っていませんか?

「もう寝るのが上手になったと思っていたのに…」と戸惑うのも当然ですよね。

でも、それは実は成長の過程でよくある「睡眠退行」の一つなのです。

睡眠退行は、月齢や発達の段階ごとに、何度も繰り返し起こることがあります。

それぞれの時期で体や心が急成長することで、睡眠のリズムに変化が出やすくなるんです。

たとえば、下記のような時期に多く見られます。

  • 生後4ヶ月ごろ:昼夜のリズムができはじめる時期
  • 生後8〜10ヶ月ごろ:人見知りや後追いが強くなる時期
  • 1歳半ごろ:イヤイヤ期のはじまりと重なる時期
  • 2歳ごろ:お昼寝が減ってくる&自己主張が増す時期
睡眠退行の時期主な特徴注意点
4ヶ月昼夜の区別がつき始める母乳・ミルクの間隔に変化が出ることも
8〜10ヶ月後追い・人見知りが激しいママと離れることに不安を感じる
1歳半自我が芽生える寝かしつけへの抵抗が強まる
2歳お昼寝が減り、活動量が増える睡眠時間の調整が必要になる

「うちの子だけ?」と焦る必要はありません。

どの赤ちゃんにも起こりうる自然な変化なので、安心して見守ってあげてくださいね。

睡眠退行の原因

これまで順調だったのに、突然寝なくなると「何がいけなかったんだろう」と悩んでしまいますよね。

でも、誰のせいでもなく、赤ちゃんの成長の一部であることがほとんどです。

睡眠退行には、いくつかのよくある原因が存在します。

それを知るだけでも、「だからか」と気持ちが少しラクになるかもしれません。

原因は月齢に関係なく現れることもあるため、「よくある理由」として知っておくと役立ちますよ。

たとえば、こんな要因が考えられます。

  • 脳の発達(知覚や記憶力が急に育つ時期)
  • 体の成長(寝返り・ハイハイなど動きが活発になる)
  • 環境の変化(引っ越しや保育園デビューなど)
  • 生活リズムの乱れ(昼寝の時間や授乳タイミングのずれ)
原因の種類説明よくある影響
脳の発達新しい刺激に敏感になる夜に興奮して眠れない
体の成長動きが活発になり体力もつく寝かしつけに時間がかかる
環境の変化慣れない音や人との接触が増える不安で泣いてしまうことが増える
生活リズムの乱れ昼寝が長すぎたり短すぎたり夜の眠りが浅くなる

「急成長で心と体が追いつかない」とイメージすると分かりやすいかもしれません。

原因を知ることで、赤ちゃんの気持ちに寄り添った対応をする余裕も生まれますよ。

睡眠退行期を乗り切るおすすめネントレ方法

何をやっても寝てくれない夜が続くと、「どうすればいいの?」と心が折れそうになりますよね。

「今だけ…」と分かっていても、睡眠不足が積み重なるとつらいものです。

でも、そんなときにこそ役立つのが「ネントレ(ねんねトレーニング)」です。

赤ちゃんに安心感を与えながら、眠りやすい習慣をつくる方法として多くの家庭で取り入れられています。

ただし、完璧にやる必要はまったくありません。

「これならできそう」と思えることから、少しずつ始めてみるのがおすすめです。

たとえば、こんな方法があります。

  • 毎日同じ時間に寝室に入る
  • 寝る前のルーティーン(絵本を読むなど)を決める
  • 昼寝の時間を見直してみる
  • 部屋の明るさや温度・湿度を整える
ネントレの工夫内容期待できる効果
寝る時間の固定毎日同じ時間にベッドに入る生活リズムが整いやすくなる
寝る前のルーティーン絵本を読む・おやすみの歌を歌う・おやすみツアーをする赤ちゃんが「眠る時間だ」と認識しやすくなる
昼寝の調整長すぎる昼寝を短くする夜の眠りが深くなりやすくなる
環境づくり暗さ・静かさ・適温を意識する入眠しやすくなる

「今日はダメだった…」という日があっても大丈夫。

何度でもやり直せますし、赤ちゃんも少しずつ変化に慣れていきます。

焦らず、比べず、できることから試してみてくださいね。

ドキンコ
ドキンコ

寝る前のルーティーンとして、赤ちゃんを膝に乗せて絵本を読むのはオススメです!
ママに包まれて絵本を読むことで赤ちゃんはとっても安心◎
寝る前絵本の選び方や読み聞かせ方を知りたい方はこちらの記事も参考にしてね!

何をしても寝ないとき

どんな方法を試しても寝てくれない夜が続くと、「もう限界…」と感じることはありませんか?

そんなときに、ママやパパが自分を責めてしまうこともありますよね。

でも、赤ちゃんが寝ないのは、決してあなたのせいではありません。

体調や気分、ちょっとした刺激など、赤ちゃんの眠れない理由はとても複雑です。

ですから、無理に寝かしつけを頑張りすぎず、「休む勇気」も大切なんです。

たとえば、こんな選択肢もOKです。

  • 寝かしつけを中断して、部屋を変えてみる
  • ドライブや散歩に出て空気を変える
  • パートナーにバトンタッチする
  • 一緒に横になって、寝なくてもくつろぐ
状況行動の工夫気持ちの持ち方
何をしても寝ないドライブ・抱っこでゆらゆら「眠くないだけかも」と気楽に考える
泣き止まない一度外の空気を吸う・音楽をかける「泣いてもいいよ」と受け止める
イライラしてしまう深呼吸・スマホを置く・1人になる自分をリセットする時間も大事

どうしてもつらいときは、育児相談窓口や小児科の相談室などに頼っても大丈夫です。

育児は孤独に感じやすいものですが、あなたはひとりではありません。

100点満点のママじゃなくていいんです。

赤ちゃんは、あなたの存在そのものに安心していますよ。

ママのストレス対策

赤ちゃんが寝てくれない夜が続くと、知らないうちに心も体もクタクタになってしまいますよね。

「泣かないでって思うけど、こっちが泣きたい…」そんな気持ちになるのも、当然のことです。

睡眠退行期は、赤ちゃんだけでなくママにとっても試練のとき。

だからこそ、自分の心を守ることもとても大切なんです。

気持ちに余裕がないときは、少しでもラクになる工夫を取り入れてみてください。

たとえば、こんな方法があります。

  • 「家事は最低限でOK」と割り切る
  • お惣菜や宅配サービスを活用する
  • スマホから離れて10分だけ目を閉じる
  • パートナーや家族に遠慮せずお願いする
ストレスの原因対策の例あなたへのメッセージ
寝不足横になるだけでもOK休むことは悪じゃないよ
家事のプレッシャーお惣菜に頼る・掃除は後回し家が散らかってても大丈夫
孤独感育児SNSを覗いてみる同じ悩みの人がたくさんいます
我慢しすぎ「疲れた」と言葉にする気持ちを出すのもケアの一つ

「頑張らなきゃ」と自分を追い込みすぎないでくださいね。

あなたが笑顔でいられることが、赤ちゃんにとって一番の安心材料になります。

ドキンコ
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あなたには大好きな香りがありますか?
もし大好きな香りがあれば、アロマディフーザーを使って香りでリラックスもオススメですよ。
簡易的なアロマセラピーはお家で簡単にできるので、香りに癒されてストレスを軽減してはいかがでしょう。
ただし、赤ちゃんが触ると危険なので手の届かない場所に置いてね!
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まとめ

赤ちゃんが一時的になかなか寝てくれない時期があって、それが「睡眠退行」と呼ばれています。

ですが、赤ちゃんは決して「退行」しているのではなく「成長」しているんです!

ママにとっては、赤ちゃんが寝てくれている時間だけが休める時間なので、寝てくれないとついイライラしちゃいますよね。

でも、我が子の成長は喜ばしいはず!大きな心でこの時期を受け止めて、また元通りにぐっすり眠れるようになるまで待ってあげましょう☆

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